PNWJって誰?

このプロジェクトのために、有名アーティスト、またこれまであまり名を知られる機会のなかったアーティストまで、多くの方々が楽曲を提供してくださいました。中にはPNWJのために特別に曲を作ってくださった方もいます。 主な参加アーティストは以下のとおり。ソウル・フラワー・ユニオン、琉球アンダーグラウンド、どらいあんどへびー、Bhang Lassi feat. Captain Funk、寿[kotobuki], Raw Rec、KP、Quante Jubila、Cheryo & The Berovolas、アンドモア、Unused 、Hope.。彼らについてのもっと詳しい情報は、他の参加アーティストのものも含め定期的にこのページでご紹介していきます。

And More (アンドモア)

写真:アンドモア

2000年より楽曲制作開始。トラックメーカー&ラッパー。独自のラップミュージックで地元広島のオーディエンスを魅了。1997年より活動を開始したDJグループ、ZANKYOのメンバーでもある。その他、バンド参加やDJとの共演も多数。

Bhang Lassi feat. Captain Funk

写真:Bhang Lassi

バング・ラッシーはインド系カナダ人のシンガー、ソングライター、プロデューサーであるラージ・ラマヤと日本人のタブラ奏者でありエンジニア、プロデューサーである立岩潤三の刺激的なプロジェクトである。ラマヤと立岩は、インド音楽の古典的なトレーニングを受けた多数のインド人ミュージシャンとの協同作業を通して生まれた、南インドでのライブサンプルを東京でレコーディングした。その楽曲は東西のビーツとハーモニーのミックスであり、そしてそれは素晴らしいダンスミクスチャーに到達した。このジャンルでの他のリリースは、ビーツとメロディにまたがるエレクトロニカの折衷的なフュージョンにより、「デジ・ビーツ」「マサラグルーウ」または「インディアン・ブレイクビーツ」と呼ばれてきた。豊穣な東洋が西洋の空気に出会ったようなその楽曲は、このスタイルを強調している。バング・ラッシーはTalvin SinghやNitin Sahwney、Cornershop、そしてApache Indianのようなアジアのクロスオーウ゛ァーなアーティストたちにヒントを与えたようなスタイルを私たちに喚起させる。

「Love Thy Brown Brother」のために、伝説的なブレイクビーツ/ビッグビーツのアーティストCaptain Funkがバング・ラッシーに参加。彼の天才的なスタジオはこのダンストラックにスピードをあげてドライブをしているような疾走感を加えている。

Cheryo & The Berovolas

写真:Cheryo & The Berovolas

11歳でギターを手にしたCHERYOは13歳でバンド活動をスタート、22歳でTHE BEROVOLASを結成。世界各国を旅し、その土地から得たインスピレーションを独自のスタイルに結実させたオリジナリティ溢れる楽曲を多数発表。社会問題にも関心が深く、ストレートな歌声と骨太な演奏で愛と平和のメッセージを送り続けている。

「HALLELUJAH JAMBO」はアフリカで現地のミュージシャンとセッションライブをしながら作った曲。音楽.人間には国境がないという想いを伝えている。

Dry & Heavy (どらいあんどへびー)

写真:どらいあんどへびー

オーディオ・アクティブの3人のコア・メンバーが参加していたダブ・バンド"ヴァイタル・コネクション"で出会った七尾茂大、秋本武士の2人による強力リズム・セクションとして'91年に結成。'95年にリクル・マイ、井上青、内田直之、外池満広、堀口馨の参加により現在の活動の基盤が出来上がる。'97年Olive Diskより1stアルバム『Dry & Heavy』をリリース。'98年にはBeat Recordsに移籍し2ndアルバム『One Punch』をリリース。以後、この『One Punch』はUKやフランス等でもリリースし好評を得る。また数多くのライブも積極的に行い、00年には3枚のシングルと、大ヒットした3rdアルバム『Full Contact』とレゲエ界の巨匠キング・ジャミーによる『King Jammy meets Dry & Heavy in the Jaws of the Tiger』をリリース。この年フジロック・フェスをはじめ、海外のフェスティバル等にも数多く出演。Asian Dub Foundation、YMO、Skatalites、など数多くのリミックスも手がける。01年フジロックにてベース秋元の電撃脱退。Audio Active, Keyco, Miho, Two Lone Swordsmen等の国内外、メジャー、インディー問わず数々のリミックスも手がけ、国内のフェスティバルにも多数出演。11月より4thアルバム『From Creation』のレコーディングが始まる。そして今年4月、6月とシングルを発表。7月遂に待望の4thアルバム『From Creation』を発表現在に至る。只今、'07年に向けレコーディング中。

Hope (ft. Mon and Shirin)

写真:Hope, Mon and Shirin

HOPE ... Neotechniqueレーベルのアーティストとして活動中。主にテクノ、ハウス、ニュー・スクール・ブレイクスを制作。東京、横浜を中心に活動し、演劇舞台への楽曲提供や、レイヴ等でも活動する。

MON ... HOPEの弟。バンド「Funkamental」でもMCとして渋谷を中心に活動。ヒップホップが畑ではあるが、彼のユニークなスタイルは、レゲエ等他ジャンルの影響も受けている。

SHIRIN ... パフォーミングアーティスト。イラン、ブラジル、オーストラリア、日本と多様なバックグラウンドを持ち、現在は日本で活動。今回の収録曲では詩の執筆および朗読も担当している。

寿 (Kotobuki)

写真:寿

ナビィ(広島出身)とナーグシクヨシミツ(沖縄出身)沖縄の影響を受けながら ROCK ファンク レゲエ ソウル ワールド ミュージック等の要素をとりいれた音楽性を持ち、琉球弧の島々で圧制を跳ね返し歌い継がれる島唄を歌い継ぐ男女二人組。

「シャローム サラ-ム」について。

シャロームはヘブライ語で平和、サラームはアラビア語で同じく平和という意味。2000年ピースボートで、パレスチナ人のラミとイスラエル人女性ケレンが出会った。二人は初めはけん制しあっていたが、少しづつお互いを知り理解し友情を深め『シャローム サラ-ム』という、このうたの元になるうたを作った。彼らが『出会い』や『友情』ではなく『平和』をお互いの母国語で一緒に歌う事に深い意味と意義を感じ、その場に居合わせた事を幸せに思った。この事を広めたい!! そして寿[kotobuki]の『シャローム サラ-ム』は生まれた。

KP

写真:KP

KP: Korean Power, Korean Pride, Korean Peopleの意味。日本で生まれ育ち、Koreaのルーツをもつラッパー2人組ユニット。

Liyoon(リユン)1982/1/18東京生まれ。

英国で過ごした中学・高校時代、ラップでの自己表現に興味を持ち自ら詩を書くようになる。2001年に帰国し、大学の教授の紹介で今の相方Funiと会い、KPを結成。

Funi(フニ)1983/5/6神奈川県生まれ。

父親が在日コリアン2世、母親はニューカマーという環境で育った。表現することが好きで、始めてラップしたのは中学2年生の頃。知り合いからLiyoonを紹介され、意気投合してKPを結成する。

Quante Jubila

写真:Quante Jubila

プレー ラベルのA&R ディレクター Jeff Hammondと松本卓也のユニット。JeffはYOUNG JEFFとして10年以上のクラブDJキャリアがあり、2000年にプレー ラベルを立ち上げた。松本はジャズバンド(ダブルベース)、ダブバンド、ハードコアバンド(ベースギター)で経験を重ねてきた。

1998年、クラブで出会いQUANTE JUBILAとして一緒に曲作りを始める。2003年、プレー ラベルよりファーストアルバム(「QUANTE MUSICA」) をリリースした。

「PAX AMERICANA」はそのアルバムからの曲。ダークなファンクで、イラク・アフガニスタンで“テロとの戦い”という誤った戦争を始めたアメリカに対する批判を暗にこめた曲。PEACE NOT WAR JAPANのために新しいバージョンを制作した。

Raw Rec(ローレック)

写真:ローレック

ヒップホップ&ダンスをミックスした女性3人のユニット。メンバーは作詞、作曲、サウンドプロデュースを務めるメインボーカルえりん、ダンスサイドの冥、アライジャ。数多くのコンピレーションアルバムへの楽曲提供を経て、2004年にデビューシングル「RAW-REC! Who !?」をリリース。

トラック制作は、Jay-ZやRUN DMCとも共演したPete Miser(ピート・マイザー)にRAW RECのデモテープが渡ったところからスタート。えりんのオリジナリティ溢れる歌声を気に入ったPeteの手によりトラックがリコンストラクトされた。

2005年2月、彼女達の音楽へのひたむきな姿勢が詰め込まれた1stアルバム「だまってアタシについてこい」をリリース。現在は都内近郊を中心にライブ活動中。

Ryukyu Underground (琉球アンダーグラウンド)

写真:琉球アンダーグラウンド

琉球アンダーグラウンドのメンバー、キース・ゴードン(Keith Gordon)とジョン・テイラー(Jon Taylor)は1998年に沖縄で出会い、すぐに伝統的な琉球音楽への愛情と様々な音楽的影響、エクレクティック(折衷的)なビートを融合させるようになる。彼らは東京のRespect Recordsで3枚のCDをリリースしており、最新作「Ryukyu Remixed」では前2作からのトラックのリミックスをフィーチャー。リミキサーにはDa Lata、Kid Loco、 Karsh Kale、 Bill Laswell 、そしてJunkie XLといったアーティストが顔を揃えている。現在は2006年春の新作リリースへ向け多忙に活動中。新作では沖縄で活動するアーティストよなは徹(Toru Yonaha)や内里美香( Mika Uchizato)、その他の新星琉球シンガーとのコラボレーションを行う予定である。

このコンピレーションでは、アルバム「Mo Ashibi(毛遊び)」からシングルカットされた、喜納昌吉(Shokichi Kina)の「花」のカバーのダブバージョンを聴くことができる。喜納氏は琉球音楽におけるカリスマであり、「花」は彼の楽曲の中でも最も良く知られ愛されている曲。世界平和の「花」が大きく開くようにという、氏の平和へ向けての強い希望が表現されている。

Soul Flower Union (ソウル・フラワー・ユニオン)

写真:ソウル・フラワー・ユニオン

メンバー(2006):中川敬、伊丹英子、奥野真哉、河村博司、 JIGEN、コーキ

80年代後半のパンク・ロック・シーンをリードしたニューエスト・モデルとメスカリン・ドライヴが融合する形で結成(93年)された、日本最強のオルタナティヴ・ミクスチャー・ロックンロール・バンド。トラッド、ソウル、ジャズ、パンク、レゲエ、ラテン、民謡、ロックンロールなどなどあらゆる音楽を精力的に取り込むアプローチと、それを具現化する祝祭的ライヴは、唯一無二の存在として、国内外を問わず高い評価を得ている。

その活動の象徴とも言うべきものが、別動チンドン楽団" ソウル・フラワー・モノノケ・サミット"の存在。 95年の阪神淡路大震災をきっかけにスタートしたこのアコースティック・チンドン楽団は、被災地をはじめドヤ街や反戦集会など、おおよそロックバンドが演奏しない場所での演奏を可能にし、95~97年にわたっては、年間100本近いライヴをこなすにまで至る。「闇のジュークボックス」ともいわれる、引っさげた数々のレパートリーは、国内外の民謡、労働歌、革命歌、お座敷唄、戦前のはやり唄などなど。

そしてこの試みは、遠く海を越えても実現してゆく。南北朝鮮、台湾、香港、ベトナム、フィリピンといった近隣諸国から、激しいゲリラ戦ののち独立を遂げた東ティモールでは、その独立記念式典に出演( 02年)、05年にはパレスチナ難民キャンプでも演奏、また遠くフランスでも20本以上の演奏を行うなど、さまざまな国・人種を越えて「泣き笑いの踊り場」を創出し続けている。

01年の米同時多発テロ、米によるアフガン・イラク侵略戦争以降、ソウル・フラワー・ユニオンは、「ラヴ」をテーマにしたアルバム『ラヴ・プラスマイナス・ゼロ』(02年)を皮切りに、高らかに「非戦」を掲げたアルバム『シャローム・サラーム』( 03年)、より直接的なシングル『極東戦線異状なし!?』をリリース(04年)するなど、今まで以上に「非戦」と「人生の泣き笑い」を反映した作品群を発表。近年の精力的なライヴ活動でも日本最高のライヴ・パフォーマンスを披露し続けている。最新作『ロロサエ・モナムール』(05年/ ソウル・フラワー・ユニオン)、『デラシネ・チンドン』(06年/ソウル・フラワー・モノノケ・サミット)は、自他ともに認める最高傑作である。

Unused (ft. Nao)

写真:Unused 写真:Nao

広島地底音人間コミュニティー。広島のアンダーグラウンドシーンで古くから活動していた、TASHIMA, NAKAMURA, SHIGE で結成。

JUZU a.k.a MOOCHY率いるNXSのREMIX依頼(2002年発売)を期に活動を本格化し始める。その後、KZ、Doikel、Kut Operator が加入し現在の形と成る。

結成当初からDUB/REBEL/ANTI/DOPE精神で地元でのライブ、イベントに出演し、MAD PROFESSOR、LEE PERRY、REBELFAMILIA、GOTH-TRAD、NXS、THA BLUE HERB、1945 (kuranaka) などの広島公演をサポート。

各メンバーのバックグラウンドが全く異なるため、彼らの音楽は独特の空気を持つ。しいて例えるなら 地下水脈の轟音と現世の混沌をノイズに乗せる TRIBAL BEAT と HIP HOP MANNER。

現在、中心人物の "TASHIMA a.k.a King Bass" が東京在住の為、ライブ数は減っているが、虎視眈々と次なる展開を思案中。必然的に集結した唯一無二の音楽細胞集合体。

こうのなおは、広島に拠点を置くフリーのカメラマン。隔月発行のバイリンガル雑誌「PEACE」を創刊、編集を行っている。まもなく創刊三周年となるこの雑誌では今後、「平和都市」における平和の意味についてさらに追求し、広島周辺で活躍するアーティストや音楽家、各イベントなどを紹介していく予定。

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