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11 May 2008

9条世界会議のワークショップ: 写真、ビデオ、そしてディスカッションのハイライト!

















5月4日・5日・6日に幕張メッセで開催された9条世界会議
へ来て下さったみなさま、本当にありがとうございました。9
条世界会議自体、大きな成功に終わりました。なんと、日本各
地4都市で行われた会議には、予想をはるかに上回る約3万人
の人が参加し、メイン会場である千葉の幕張メッセには2万人
が来場ました。(入場できなかった方、本当に申し訳ありませ
んでした。)平和の喜びを分かち合い、日本の平和憲法である
(そして、現在は危ない状況に置かれている)9条を守るため・
世界へ広げるため、世界へむけて9条世界会議宣言も出しました。

Peace Not War Japan もうれしいことに、5日に「音楽と平
和の関係を探る」というワークショップを開催し、たくさんの
方に来ていただきました。会場いっぱいに約100人の方に参
加いただきました。どのミュージシャンたちの音楽も本当に素
晴らしかったです。ジャンルを越えて活躍するヴァイオリニス
トの金子飛鳥さんとベースの吉野弘志さん、レゲエ・ミュージ
シャンの Likkle Mai and the K、ポリネシアン・アコーステ
ィック・フュージョン・バンドのベン・ケンプ&ウミナリの3
グループ。それぞれの素晴らしいステージ後は、みなさんにもう
一度舞台へ上がってもらい、ジョン・レノンの「イマジン」の
セッション演奏。事前のリハーサルなしでしたが、さすがプロ!
ビデオ動画は、こちらをご覧下さい。(ワークショップの宣伝、
そしてこのビデオ&9条会議の素敵なレポートを自分のブログ&
ポッドキャストサイトに載せてくれた、きくちゆみさんには本当
に感謝です!)

演奏の後に、飛鳥さん、マイちゃん、ベンの3人と、そこにいつも
反戦平和を訴える(そして、いつも素晴らしい音楽をプレーして
いる!)ピーター・バラカンさんに加わっていただき、今日の世界
へ平和をもたらすうえで、音楽がどういった役割を果たせるか、と
いうテーマでディスカッションをしていただきました。どの方も、
個人的なことから、精神的なこと、政治的なことまで、大変興味深く、
考えさせられるこをと話してくれました。少しですが、内容をお伝え
すると:ベン・ケンプは、人の心の内の平和を「庭」にたとえて説明
してくれました。世界平和という大きなスケールへ動き出す前に、私
たちは愛情を込めて「庭」の手入れ…水やり、剪定、草取り…をしなく
てはならないと。リクル・マイは、(歌手であることの他に)レコード
レーベルの経営者であること、ラジオDJである、という自分の立場を
いかに活用して、平和と愛のメッセージを広めていけるか、をいつも
模索している、という体験談を語ってくれました。金子飛鳥は、演奏
している時に観客とひとつになり、境目を感じなくなる、音そのもの
が精妙なエネルギー・波動であり、それが伝わるのが感じられる、と
語ってくれました。そして、それがいつか外側へ向かって発信され、
他の人達とも繋がっていって、もっと平和な、もっと精神的意識の
高い世界へ"ポンッ"と広がると信じている、と。ピーター・バラカン
は、実際に音楽が人々を非暴力へ導いていった例を挙げてくれました。
例えば、ドキュメンタリー映画・"ファヴェラ・ライジング"では、
アフロ系レゲエの若者の話しが描かれている、など。

Peace Not War Japan から参加してくれたすべてのアーティスト、
ボランてティアで来てくれたみなさん、そして、この休日に
9条世界会議へ来てくださり、愛、平和、分かち合うこと、公正・
公平であること、そして希望の元に成り立つこの世界と9条を
サポートしてくださったすべての方に感謝の気持ちを送りたいと
思います。また、PNWJのCDを買ってくださった方々へもお礼
をしたいと思います。お陰で、11000円(売り上げの50%)
を9条世界会議への寄付ができます。

みなさま、どうもありがとうございました!

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